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桜の樹の生命力

  「川端」に漬けておいた桜の切枝が満開になりました。これまでこの桜の樹は「十箱の藪」にあって非常に背が高かったので、これほど近くでじっくりと花を見たことは無かったのです。

  熊谷君が「シラユキ」という品種じゃないかと言うだけあって、綺麗な白い花弁が印象的です。

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  我が家の前を流れる川の100mほど上流に、「十箱の藪」があります。その間の水路は素掘り。我が家の田はこの水路の東側にあるのですが、西側の田の地主はこの水路をコンクリートにしたいと再三にわたって言ってきたのですが、頑として撥ね付けています。

  40年ほど前、藪の周囲をコンクリートにしただけで、蛍が激減しました。この水路は小学生の自然観察にも使われる、この辺りでは唯一の素掘りの水路なので、絶対に妥協出来ません。

  その分水路の管理は我家だけでやらねばならず、今日は初めてバックホーで川底の泥を浚えました。昔は5月2日の田中祭の後宴祭に、鍛冶屋村総出の行事としてやっていたのですが。

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  ふと前方の「十箱の藪」を見ると、何と無く上の方が白くなっているのが気になって、バックホーから降りて見に行くと、何と伐らずに残した細い方の桜の樹に花が咲いていました。

  驚いたのは勿論ですが、全滅かとおもっていたのに片方の桜が生き残っていたので、伐りそこなった犯人を許してやろうかと思ったほど。しかし、幹の周囲をチェーンソーで、8~10cmくらいの深さにえぐられていたことを考えると、これは本当に奇跡的ですね。

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  これなら太い方の桜の樹も伐らずに残して置いたら、同じように花が咲いたかも知れません。しかしそんな風には考えず、残され樹が伐られた樹の分まで生き延びて、こんな風に花を咲かせてくれたものと考えることにしました。桜の樹の持つ生命力に感謝です。

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  日曜日の水路掃除の折に、長年減反して殆ど耕作放棄状態になっていた田が、珍しく草を刈ってあったので聞くと、取り敢えず草だけは刈ったが木が残っているとのこと。

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  鋸では切りにくい程太いので、チェーンソーで切っておくと約束していたのですが、夕方から出掛けて伐り倒しついでに切り口にグリホサート系の除草剤を散布してきました。

  上手く効けば、この木が再生することはありません。 もしもこの手を使って、桜の樹の切り口にこの種の浸透移行性除草剤を塗られていたらと考えると、ゾッとしますね。 犯人がそんな知識を持っていなかったことは幸運でした。

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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