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草刈り再開

  お盆が済んで雨も上がったので、あちこちの田で畦草を刈り始めました。お盆前には一通り刈ってあったのですが、夏場は草の伸びが酷くて草刈りに追い回されます。草の種類によって伸びは違いますが、何とか見苦しく無いのはせいぜい1週間位でしょうか。

  いっそのこと除草剤を掛けたら楽が出来るのですが、田の畦は草の根でその形を保っています。此処に除草剤を掛けると畦が崩れるし、放置すればカメムシなどの害虫の住み処になるので、どうしても草刈りは欠かせません。

  7月21日、苗代跡地に植えたコシヒカリも、何とか鴨の食害を逃れてサマになって来ました。

様になってきました

  6月6日、今年最初に植えたコシヒカリは、少し穂が傾いて来ました。

穂が傾いて来ました

  6月22日に植えたコシヒカリも出穂が始まりました。今日は風があってボチボチ秋の気配。5月の連休の頃に植えると、猛暑が続けばどうしても促成栽培の様になり、出穂してから1ヶ月程の短期間で稲刈りになってしまいます。

  美味しいと言われる新潟のコシヒカリは滋賀県と比べると、出穂から刈り取りまでの日数が全く違うようです。それを狙って超遅植えをしているので、こんな日が続くとお米もじっくりと登熟して、一段と味がのるのですが。残念ながら滋賀県は真ん中に琵琶湖があり、夜の温度が下がりにくいので同じようにはいかないのです。

風は秋の気配

  出穂が始まると稲穂に付いている籾は、外穎と内穎をパカッと開いて順々に受粉をします。曇り空や雨の日はこの開き具合が大きくないので、天気が悪いと受粉しないという分けでも無いのですが、こういうさわやかな好天が続くのは絶好の受粉日和。

好天のもとで受粉

  左側の水路の河床が田面より高いので、この田は刈り取り時に田面が乾かなくて難儀します。年中水が入る様な田でセリを作りたいからと言われ、水路側を仕切ってお貸ししたのですが、肝心のセリは消えてしまって草だらけになりました。

  稲を作る場合にはセリは雑草。結構邪魔になる事も多く丈夫と思われているようですが、コナギやヒエ・オモダカ等には敵わないようです。除草剤は使えないし、やはりそれなりに手入れをしないと栽培は無理と言う事でしょう。

芹田のはずが…

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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