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アキアカネ

  我が家の玄関の戸は当然毎晩閉めますが、昨日から開け閉めがやり難くなりました。どうやら戸の一番下の部分が浮いているのが原因らしく、釘の頭を潰して何本も打ち込みました。

  我が家が建ったのは多分明治40年代。この戸もやはり造られてから100年以上経っていると思われるので、100年振りに大修理? をした事になります。

この戸は毎晩閉めています

  日曜日にはバイトに出掛ける事が多い佐千夫ですが、珍しく今日はバイト無し。一緒に稲刈りをするのかと思っていたら、日曜日は休日にして欲しいとの事。日本海で魚釣りだそうです。

  昨日は隣町の圃場整備田を一緒に刈ったので、今日の予定は近くのヒノヒカリ2枚だけ。私独りでも十分なので午後から稲刈りに出掛けました。回りの田は全部刈り取りが済んでいて、残っているのは我が家の耕作田だけ。既に畦草を刈って秋起こしを済ませた所もあります。

前方に残っている田も我が家です

  日曜日なので、安曇川町上水道水源地の前にトラックを駐車。稲刈りの途中でもフレコンが一杯になったら、コンバインに乗ったまま此処まで来て、リフトでトラックに移しています。

  ちなみに此処までは、我が家からまっすぐ南へ400m位。それでもコンバイン・リフト・トラックなど3台の移動には美代を煩わし、行きも帰りも2往復送り迎えして貰いました。

安曇川町の水源地前で作業

  2枚目の田へ行くと、夏場にあれだけ水が入らず苦労したのに水路一杯水が流れていて、幸いコンバインが煮え込む程では無かったものの、何と水口部分には水が溜まっていました。

何と水が溜まっていました

  9月には農道のど真ん中と水路側に彼岸花が咲くのですが、今はまだ葉は出ていなくて枯れた茎だけが残っています。その茎の上に赤とんぼが止まっていました。アキアカネでしょうか。

  赤とんぼは6~7月頃に田んぼの中で孵化し、成虫は夏の暑さを避けて山へ飛んで行き、秋になると帰ってきます。以前は群れをなして飛んでいた赤とんぼが近年全国的に減少していると言われ、 田んぼに使う色々な農薬が一因だとの説もあるようです。

  田植えが早くなってトンボの生態と合わないのも一因とか。その点我が家の様な超遅植え田植えだと、トンボには優しいようです。そのせいか我が家の回りでは、結構赤とんぼを見掛けます。

  一方で昔は夕方になると、この辺りでは「カーカ」と呼んでいる「カゲロウ」の仲間が、川の下流から水面の上を一杯飛んできたものですが、最近では「カーカ」をあまり見掛けなくなりました。

  竹を割って細くして輪を作り竹の棒に先に差し込んで、その輪に蜘蛛の巣を巻き取って網を作り、「カーカ」を捕捉して魚釣りの餌にしていました。子供の頃の楽しみだったのですが。

彼岸花の茎にアキアカネが

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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