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TPPの毒素条項

  中身が良く分からないのに、自由貿易というタイトルだけで参加した方が良いという産業界。「自由」という言葉が持つ魔力に惑わされているとしか思えませんね。そもそも「自由」とか「規制緩和」と言うのが、あたかも何よりも大事だという考え方自体が、可笑しいのじゃ無いでしょうか。

  何にでもルールがあります。何でもかでも自由にすれば良いと言うのなら、例えば道路交通法が無い状態を考えたら分かるでしょう。それは単なる無法状態に過ぎませんね。

  明治時代、関税自主権を取り戻すのにどれだけ先人が苦労したかは歴史の示す通りですが、そもそも関税というは国情の違う国々の事情を勘案して決める事が出来る、権利だと思っています。

  漏れ聞こえてくるTPPの色々な条項の中で一番可笑しいのは、毒素条項とも訳される投資家・国家訴訟(ISD)条項でしょう。アメリカの企業にとって不利益な規制があれば、相手国を訴える事が出来るというのでは、このTPPが誰のために導入されるのか分かるでしょう。国家・国民の利益より企業の利益を優先するという考えは、どこから出てくるのでしょうね。

今日の日本農業新聞の記事です

  典型的な事例が今日の日本農業新聞に出ていました。アメリカの企業が日本に参入するに当たって、障害となる部分は全部取り払えとなると、日本語でさえ非関税障壁といわれるのでは無いかと思っています。自国と自国民を守る事は、その国の何よりも大事な政治姿勢のはず。

  こういう記事が農業新聞以外のマスメディアで取り上げられないのを見ても、日本というのは不思議な国ですね。TPP参加で不利益を受けるのは、農業界だけでは無いと思うのですが。

  TPPに参加すれば、価格競争で圧倒的に不利な国産農産物は壊滅状態になるでしょう。TPP参加に賛成という人は、矢っ張り「魚沼のコシヒカリは美味しいね」等と言って食べているのでしょうが、こういう人達には貴重な国産農産物は売ってやらないというのが私の持論です。

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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