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伊勢・神明講の田

  お預かりしている田の中に、伊勢神宮の神明講の田があります。元々はこの田を講の人達が皆で作って、出来たお米を神前にお供えし、残ったお米を売ってお伊勢詣りの費用に充てたのでは無いかと思うのですが、近年は講の人達で作れなくなって小作に出しておられます。

  2004年に初めてお預かりした時にはどんな田か全く分からず、田植えは何とか済ませたものの稲刈りではコンバインを煮え込ませ、最終的にはトラクターにキャリーを付けて入って手刈りを余儀なくされ、たいそう難儀しました。

  後で分かったのですがこの田は、二方が不法に宅造された高台になっていて、法面の下部に側溝が無いため宅造地の水が絶えず流れ込んでいて、全く田面が乾かないのです。代掻きに行ってトラクターを煮え込ませ、得意先の農家2人に助けて貰った事もあります。

  それ以来法面の下に畦を作り、宅造地からの水が田に流れ込まないようにしていますので、今年も相応の収穫がありました。実は非常に水利の悪い田でもあり、神明講の責任者の方には年貢は要らないから作って欲しいとまで言われているのですが、作らせて頂く以上は当たり前ですが毎年年貢米をお届けしています。

  今年は春に畦も作り替えたので楽でしたが、初めて作った2004年は余りにも大変だったので、無事収穫を終えた時には佐千夫と新米を持って、伊勢神宮にお詣りに行って来たほどでした。

宅造地に囲まれた神明講の田で稲刈り

 
 
 

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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