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東日本大地震

 一夜明けて、津波被害の惨状がテレビ画面に映し出されるにつれて、船も自動車も家でさえも押し流し、何もかも押し潰してしまう津波の凄さに、言葉を失った。10mの高さの防潮堤を軽々と乗り越え、所によってはビルの3階・4階までも呑み込んだと聞けば、自然の持つ巨大な力の前に何と人間の無力な事かと、鬱ぎ込んでしまう。狭い日本で、暮らしやすい平地に住まいすることが許されないのなら、取り分け農業の様な職業は成り立たなくなる。
 非情にも被災地に、冬の嵐が戻って来た。まもなく彼岸というこの時期に、我が家でも真冬の様な雪景色になったのだから、暖房も無く十分な食事も無い北国の避難所での暮らしが、どれだけ人々を痛めつける事か想像もつかない。家も財産も農地も農機具も何もかも失って、中には大切な家族さえも亡くして、果たして生活の再建はなるのだろうか。
 かつて太平洋戦争の終戦後、戦災孤児と言われる私と同世代の子供が大勢いた。被災難民・被災孤児・津波難民・津波孤児…、こんな言葉が頭の中を駆けめぐる。40数年前、派米農業研修で滞在した米国には、見習うべきいくつかの風習があった。一つは寄付文化。教会でもスポーツイベントでも、必ず少しずつ寄付をするように、行事が終われば例えば帽子が回されて来た。
 もう一つは養子制度。私が大学での学科研修の3ヶ月間、ホームステイさせて頂いたDr.Nの家には、息子の他に2人の養女が一緒に生活していた。日本では、子供がいなければともかく、実子がいるのに養子を迎えるのは、寡聞にして聞いたことがない。
 異論があるのを承知で敢えて書こう。もし何処にも行く当ての無い子供がいれば、子育ての終わった夫婦が引き取って、もう一度子育てをしてはどうだろう。
かじや村は冬景色に戻りました

プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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