18日、上古賀へ配達を済ませてから、下古賀の従兄の所へ畔塗機を借りに行って来ました。毎年この時期に行くのですが、例年通り隣のお宅に鯉登りが上がっていました。

帰ってからトラクターにセットしているのですが、仕舞っておいたハズのトップリンクが見当たらない。そんなハズ無いんやがなあ。

一昨年の台風でグチャグチャになった事も遠因なんですが、オートヒッチのフレームがどうしても見当たらないので、昨年はフレーム無しで畔塗機を取り付けたハズなのに、折角苦労して組み合わせたドライブシャフトとトップリンクを入れたプラスチックのコンテナが何処にも見当たらず、仕方ないのでもう一組作りました。

50㎝程あったトップリンクを三分割。両側をバイスで挟んで溶接して極端に短いトップリンクを作っています。

何時もはこんな時には、安原エンジンサービスの賢君に溶接を頼むのですが、生憎この日は敦賀へ出掛けていて留守。仕方ないので自分でやったのですが、ちょっと不細工。

トップリンクを極端に短くし、広角ジョイントも切り詰めて装着すると、上手く畔塗が出来ます。とは言え、トップリンクの噛み合わせの摺動部はわずか11㎝なんで、細心の注意が必要。

試運転の結果は上々だったので、エンジンオイルを交換しあちこちグリスアップして、明日に備えています。

20日から本格的に畔塗を始めました。今年は少し遅かったのですが、周囲の圃場にはまだ水の入っている所は無くて、煮え込まなくて大助かり。

二枚目の圃場でシャーボルトが折れました。予備を積んでいるので、現場で直ぐに交換。

中央ユニバーサル子ども園の前の圃場は、考えていたほどはレンゲが生えていません。しかし数年前一杯生えていた時も、余り子供が入って遊んだ風は無かったので、まあ良いでしょう。

この圃場が一番よくレンゲが生えています。

色々セットを変えて試したら、畔がグニャグニャになって仕舞いました。

21日午後から畔塗を再開したのですが、途中でシャーボルトが2本飛んで、2本目を取り替えていて爪が1本折れているのを発見。仕方ないのでそのまま30m程塗っていると、大きな音がして畔塗が出来なくなりました。
畦にかなり大きな石が入っていたりするので、時折大きな音がします。薄々心配していたのですが、リバーシブルの畦塗機に入っている2個の広角ジョイントの内、1個が壊れ回ら無くなりました。これではどうしようもないので、畔塗作業は一旦中止です。
今回は手持ちの部品が無かったので、ネットで手配。前日届いた広角ジョイントを綺麗にし、24日昼前に安原エンジンサービスの賢君に頼んで、二年前と同じ手順でニコイチのシャフトを作って貰いました。

今回は畔塗機の爪が折れて、不規則な力が掛かったのも一因かと思うのですが、爪も交換するのでこれで又しばらくは畔塗機を使えそうです。

25日、インパクトレンチでも解けないほど固く締め付けられていて苦労しましたが、なんとか2種類4本の爪を交換。

畔塗機の修理が完了したので26日、家の周りの田の畔塗に出掛けたのですが、ベストを着こんだ上に冬の上着を着て、サロペットの雨合羽をその上に引き上げて防寒対策。
それでも寒気がするので途中で腰に懐炉を貼ったほど。十箱の田では川の傍で煮え込みかけたりしましたが、何とか5枚の畦塗を完了。