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農機ハウスの修理

  トラクターや田植機等を入れている農機ハウスは、肥料や籾・米などを入れているハウスよりも少し小さいのですが、同じように10月22日の台風21号でシートを飛ばされました。

  稲刈りを済ませたら、田んぼの方からバックホーで引き揚げられるので、楽勝で被せられるとおもっていたので、17日に先ずはシートに載った水をエンジンポンプで排水。

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  古いシートもそのまま活用したいので、黄色のシートに続いて緑色のシートも古いピニペットへソフトスプリングで固定するため、先ずは黄色のシートを固定。

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  残っていたシートも、ピニペットより上の部分は使えるのは北側だけ。日差しの強く当たる南側はボロボロなんで、再利用は不可能。

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  緑色のシートはずり落ちたシルバーの先に掛けてあった物。比較的原形が残っていたのですが今回の台風でズタズタ。引き上げて一旦ガムテープで固定しています。

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  ハウス西側の妻面は、強風に押されてパイプの接続部が外れていました。

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  17日、午後からシートの端にパイプを入れて折り返し、ロープを取り付けたクランプで締め付けてバックホーで引きました。端の方から順に引けば楽勝だと思ったのですが。

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  18日、なかなか一気に棟を越えるまで引けなかったので、途中でクランプで止めてずり落ちないようにしておいて、順に端まで引いていきました。
 
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  意外に手強かったので、何度も何度もやり替えてシートをようやくここまで引き上げました。

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  実はクランプを取り付ける部分のシートが千切れて、ロープが何度も外れました。

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  21日、ようやく此処まで引き上げ、22日に東京へ出張。

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  あちこちクランプで止め、ピニペットにも一部スプリングを入れてあったのですが、帰って来たら全部飛んでいました

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  取り付けてあったクランプも曲がっていたので、別のクランプを探しにホームセンターへ。

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  結局新たにこの組み合わせで再度引き上げに挑戦。

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 23日には、全く一からやり直しになって仕舞いました。一日掛かってそれでも出来上がらず、途中でロープを掛けて風で飛ばされない様に養生。

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  雨が降ってなかなか作業が再開できず、26日には朝から始めたものの夕方近くになってようやく全体を引き上げ、入り口側からも引っ張って何とか此処まで完了。

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  それでも南側はまだこんなに弛んでいます。

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 再度横を引き下げて、ほぼ全体を引きずり降ろしました。

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  暗くなりましたが夜の間に風で飛ばないよう、ビニペットにソフトスプリングを入れました。

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  まだこの状態ですがこれ以上引き下げようと思うと、シートの反対側の裾に載っている土を退けなければ無理なので、これでロープを掛けて冬を越えようかと思っています。

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シートの掛け替え

 予報に反して朝から晴れ上がり、少し風が有って寒さは感じるものの、ハウスシートの掛け替えには絶好の日和になりました。バックホーの運転手でお手伝いをお願いしていたお得意先農家の鈴木さんは、早くも8時半過ぎにはお見えになりました。

 予定の10時には安原エンジンサービスの賢君が来てくれ、佐千夫と4人でシートの梱包を開いて見たのですが、何となく変。どう見ても上下が逆なのです。 

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  これでは無理と賢君がユニックを取りに帰ってくれ、パレットごと吊って上下をひっくり返してくれました。この状態なら梱包も楽に開きます。

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  しかし此処で再び分からなくなりました。どっちが前なのか後ろなのか。問屋に写真付きでメールを送ったのですが、メーカーに問い合わせて貰っても回答が来ず。

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  ロープを引っ張って展開するんやから、ロープの見える方が奥になるようにユニックで吊って、ハウスのパイプの上に載せて貰いました。

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  この状態で折りたたんだシートを左右に展開。しかし残念ながら逆でした。この状態でシートを開くと裏返し状態で張れるのです。シートは無茶苦茶重いので、ガックリ。

  どうしようもないので何度もユニックで吊って、シートを裏返しました。シートは途方もなく重くて、3人掛かりでも大変でした。何とか展開出来そうな状態にひっくり返せたので、此処で昼食。

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  午後からは安原エンジンサービスの賢君と安原電気の文雄君が選手交代。文雄君と佐千夫が両サイドでロープを引いてシートを展開し、私はパイプハウスの棟に乗ってシートを引く役目。

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 1/3 位展開してから、パイプハウスの棟の辺りのシートにクランプを2個取り付け、それぞれにロープを括って奥の方からバックホーで引きました。オペレーターは86歳の鈴木さん。

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  シートが此処まで掛けられたのでお手伝いの二人にはお帰り頂き、後は佐千夫と二人で。

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  風で飛ばないように妻面のロープはパイプ下部に止め、サイドにはピニペットを入れて作業は一応完了。普通の天候ならこれで飛ばされることは無いハズ。

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  台風でシートを飛ばされて以来、ずっと掛けてあったブルーシートを少し外してみましたが、中身は濡れて無いようで安心しました。夕方4時半過ぎに小雨が降って来ましたが、もう安心。こんな気分で雨の日を過ごせるのは3週間半振りです。

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ハローウイン・ザ・南市

  「ハローウィン・ザ・南市」では、南市農事実行組合の有志で餅搗きをします。今年で3年目ですが、主力メンバーは初年度から変わらず、安原エンジンサービスの賢君と私達の両夫婦。

  元々ハローウィンの企画が持ち上がったとき、ハローウィンは仮装して馬鹿騒ぎするお祭りじゃ無いでと、本来の秋の収穫感謝祭にしたくて賢君と相談し、餅搗きを始めたもの。初年度は無料で配ったのですが、昨年は2パック100円。しかしそれでも安すぎるからと、今年は1パック100円。

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  当然手が足ら無いので、毎年何人もの女性陣に手伝って貰っています。当日は南市健康推進員の方々に入って貰えるとか。しかし事前準備は主力メンバーの役割なんで、色々な買い物は賢君に頼み、美代が糯米を洗米して各種の道具を揃えてくれ、私は臼の蓋を制作したのですが…。

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  5日の 「ハローウィン・ザ・南市」当日は、終日ぐずついていた天気が回復し、朝の内は風が強くて肌寒さも感じる程でしたが打って変わって晴れ上がりました。伊藤区長が開会の挨拶。

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  安曇川中学校吹奏楽部の演奏でハローウインが始まりました。

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 10時過ぎから餅搗きを開始。ガスが来るのが遅かったのでなかなか糯米が蒸せず、来年は少し早めにスタートして、行事が開まる頃には店頭に並べておきたいと思っています。

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  餅が搗き上がる頃にはお客さんが長蛇の列。1回に35パック程度しか作れないので、中には3パック・5パックと買われる方がおられ、たちまち売り切れました。

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  安曇川中学校吹奏楽部の先導で、ハローウインの仮装行列が始まりました。

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  仮装行列は旧安曇郵便局の局舎前をスタートし、可以登楼前の交差点で回れ右して戻ります。

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  人手が足りず、立ち寄ってくれた消防団時代の仲間の早藤君に、助っ人を頼みました。

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  餅は安原エンジンサービスの賢君と二人で、2升5合(3.75kg)の糯米を9臼搗いたのですが、私の方が少し多かったので多分5臼。流石にちょっと疲れました。

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  県会議員の清水鉄次君が顔を出してくれたので、餅搗きを体験して楽しんで貰いました。彼が中学生の頃からバスケを通じて知っているので、気楽に話せるのです。

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  大好評で直ぐに売り切れて、「もうすぐ搗きますから、ちょっと待ってください」とお願いした事が度々でした。

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  道路の端っこで餅つきをするので、衛生面で文句を言われるかと気にしていたのですが、お客さんは誰一人そんなことは考えても居られなかったようです。

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  お母さんと一緒に来て、出来上がったお餅のパックを手際よく、販売している店頭に運んでくれた早藤君は、小学校一年生。大活躍でした。

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乾燥機の整備

  我が家の乾燥機は2台とも、離農された農家から譲って貰ったもの。小さい方は14石で約16俵程度しか入らず、大きい方も16石なので20俵がギリギリかな。

  12年前に全部の田をお預かりした地主さんからは、「早く持って帰ってや」と言われていたのですが、置く場所が無くてなかなか手が付けられませんでした。 

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  同じ型なので増し枠だけを移せると分かったので、 先月18日に増し枠と昇降機を貰いに行ってきました。昇降機はクボタの営業マンが手伝ってくれ、何とかトラックに積み込み。

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  最上段の増し枠分のパネルはロープで吊っておいて、順に外しました。 

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  佐千夫が他用で出掛けたので独り仕事だったのですが、何とか無事に完了。

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  14石の乾燥機が20石になると、多分25俵分程度の籾が入るので、我が家の乾燥機を改造。先ず14石の昇降機を取り外して、屋根をロープで吊り上げます。

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  乾燥機の屋根部分を吊っておいて、18日に貰ってきたパネルを14石の乾燥機の上に、前・横・後ろの順に載せて行って組み込み完了。

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  屋根部分を載せてから、20石用の昇降機をチェーンソーで引き上げています。今日は佐千夫との共同作業。これはとても独りでは無理でした。

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  昇降機を所定の位置に取り付け、」取り外してあった部品を組み込んで完了です。バケットベルトがかなり使ってあって、継ぎ目の下で一番荷の掛かるバケットが1個飛んでいました。

  飛んでいたバケットは一度修理した跡もあり、別のバケットを取り付けて補充しましたが、他のバケットも心配なのでいつでも交換できるよう、新しく部品を注文しておきました。

 いずれ残った本体も貰ってきて再組み換えし、今度は14石の乾燥機として使える様にしたいと思っています。

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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