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ハウスの後始末

  シートハウスのシートが裂け飛んだため、ハウスの中に容赦なく雨が降り込んだのですが、確か水中ポンプが有るハズなのに何処かのブルーシートの下になっているのか見当たらず。

  エンジンポンプで排水。苗代跡地の「秋の詩」の上に載ったシートを回収すべく、こっちも排水しているのですがなかなか捗りません。明日もう一度頑張って、バックホーで引っ張ろうかと。

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  水位が10㎝ほども無いので、排水ポンプの吸管の先に付けるゴミ除けは使えず、吸管の先にネットを付けて対応。時間を掛けてかなりの水を排水しました。

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  かなり水が少なくなったので、26日に試しにバックホーでシートを持ち上げてみたのですが、シートの裾が土の中に残っているのでこれ以上引っ張るのは無理。

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  これ以上シートを傷付けたくは無かったのですが、仕方ないのでシートの裾を地際で切断しました。これなら案外楽に引っ張れます。とは言えバックホーでズルズルと簡単には引けず。

  まず排土板を下し、ブームとアームを一杯伸ばしてスリングで括ったシートの端をバケットに止め、次にブームを上げながらアームを引くとシートが引く事が出来ます。

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  シートを引き摺っている内にどんどん水も抜けていき、その分シートが軽くなって次第に楽に引ける様になりました。 

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  スリングベルトを何度も掛け替え、ズルズルとシートを引き摺って回収。

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  これなら稲が乾いたら、少しは収穫できるかもしれません。面積的には1畝たらずなんで収量は知れているので、もし収穫できなくても大丈夫。勿論手刈りでないと無理ですが。

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  シートは取り敢えずハウスの前に集積。いずれ新しいシートが届いたら、この古いシートで前後の褄とドアを作るつもりです。これまでは一番古いオレンジ色のままだったのですが、24~25年位使っている事になるので、これで全体が同じ色になってスッキリするはず。

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台風21号

  台風21号の暴風はは、22日の深夜になって吹き返し気味に強くなり、2階に寝ていても家全体が身震いする様な振動を感じたので、危ないなと思っていたのですが、手酷くやられました。

 3年前に掛けたシルバーのシートが全部吹き飛んだので、その前に掛けてあったグリーンと一番古いオレンジのシートが、醜態を曝しています。

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  農機を入れている小さい方のハウスも、完全に吹き飛ばされました。

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  北側(ハウス右側)のシートの裾が風に煽られて抜け、南側(ハウス左の手前側)に滑り落ちています。  

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  刈り取りが一番最後になるかと見ている晩生品種は、流石に大丈夫。

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  こちらもこれなら問題有りません。

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  一番心配していた山田錦は、何とか持ち堪えた様です。

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  次に刈り取る積もりの秋の詩も倒伏はしていないので、水が抜けるのを待っての刈り取りになります。

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  我が家で唯一の圃場整備田を見回ってから戻ってくると、途中の橋に桜の古木が倒れかかっていて通行出来ず。普段は殆ど水が流れていない八田川ですが、かなりな水量でした。

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 台風が大雨をもたらす度に水没する御殿川沿いの田は、今回も田の畦を越えるほどの水量でした。こちらが上流ですが川岸は完全に水没しています。

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  下流側はかろうじて川岸が見えますが、田の畦は水没しています。

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  代掻きの折にミニ圃場整備をして、高低差が残っていて排水がし難い田の秋の詩も、稲自体の倒伏はないので田面が乾くのを待って稲刈りをする積もりです。

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リフトにバケット

  雪で折れた母屋の庇を直すのに大工さんと下準備をしていて、大工さんが持ち込んでくれたフォークリフトのバケットが非常に有用だったので、我が家でも作って貰うことにしました。

  急がないからと注文しておいたバケットは、9日に一旦届いたのですがリフトの爪が入り切らず、二人でああでもないこうでもないと原因究明。

  鞘は爪の長さ分あるのに何故入らないのか? 結局鞘の厚みが足りなくて爪の厚み分で詰まることが分かり、底を切ってから二度修正して新しい底を付けて貰いました。

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  11日、稲刈りをしている間に、錆止め塗装をした状態で完成品が届きました。

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  12日、改めてリフトに取り付けてみました。当たり前ですがピッタリですね。抜け止めのボルトも付属しておいてくれました。

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  リフトに付けたまま、シャーシブラックのスプレーで塗装。乾くのを待って鞘の内部も塗装したのですが、奥の方が塗装は無理なので、オイルでも入れて錆止めしようかと思っています。

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 前川鉄工には、バックホーの法面成型バケットやバケット装着型除雪装置、傾斜型排土板、バケットのハイワーク仕様への改造など、何度も世話になっています。

  今回も何度も修正しながら完成してくれました。気楽に相談しながら、思いを形にしてくれる仲間が居るのは有難いですね。しかも市販の完成品を購入するのと比べると、格安なんです。

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酒米 「玉栄」

 11日は暑かったですね。それも10月中旬になって 26.5 ℃。これだけ蒸し暑いと疲れますね。しばらくの間は雨続きの予報なので、晴れている内に先ずはコシヒカリの摺り糠を撒きに行き、ようやく乾いた滋賀羽二重糯を昼まで掛かって籾摺り。

  羽二重糯を乾かしていた乾燥機の昇降機や乾燥機本体の最下部を大掃除し、籾摺りをして午前中の分と合わせると19俵強。これは過去最高の収量です。

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 午後から酒米の「玉栄」を刈り取り。

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  思ったより小出来な感じで、これでは収量は取れそうもありません。

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  条間が良く見えるので中割りしても楽々。

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  佐千夫と交代でコンバインを運転し、軽トラでフレコンを運んで3時半に終了。

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  コンバインが3条刈から4条刈になったので、此処まで周囲を刈って仕舞うと後は凄く早く感じます。昨年コンバインを壊した時には落ち込みましたが、災い転じて福となった様です。

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 此処までは順調だったのですが、最後に籾摺りをしていて佐千夫がナットを1個見つけたのがトラブルの始まり。乾燥機が小さな異音を立てていたのは分かっていたのですが、まさか! こんなに酷くなっていたとは!

 かなりな数のバケットが外れ掛けていて、これではどうしようもないので、部品取りに残しておいた古いバケットベルトを出してきて交換。結構手間取って終わって風呂に入ったら11時でした。

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十箱の後始末

  2日は午前中曇りの天気予報だったのですが、朝から既に雨。結局3日の午前中に、コンバインを引き揚げに行って来ました。田んぼは大水が入っていて、刈り終えてホッとしています。

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  コンバインのクローラは泥だらけ。これでは余程丁寧に洗わないと乗って帰れません。

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  農道へ上げて洗車。藁も詰まっていてなかなか手強かったのですが、前のコンバインだと水洗いだけでは泥が落とせなかったので、ちょっとましかなと思っています。

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  水口部分の刈り残しは気になりますが、取り敢えず排水対策に溝を切っておきました。

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 なかなか水が抜けなかったのですが、6日は雨の予報。酷くなる前にと朝食を食べる前に、刈り取りに行って来ました。刈り取った稲は取り敢えずハウスの中へ。

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十箱のネタヒカリ

  昼前にコンバインで入ってみて、少し軟らかいけれどもどうやら稲刈りが出来そうと判断。此処は2反歩なので、午後からで十分刈り取れると見たのですが。

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  外周を2周回っただけでコンバインが満杯になり、えっ何で?と思ったのですが、どうやら豊作で倒伏したようです。5日前の26日に水路から大水が入っているのを発見。加えて27日の土砂降りで、なかなか水が抜けなかったのが堪えて株元が乾かず、グチャグチャになってネタヒカリになった様です。

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  フレコンスタンドは何度か修正し、少し低くしてみました。これでかなり使い勝手が良くなったので、しばらくはこのまま。

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  軽トラから降ろす時はフォークリフトで吊り上げ、乾燥機には稲刈りが全部終わってから、1袋10分ほど掛かって張り込んでいます。

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  水路側のこの部分は周回出来ないので、さて何処まで刈れるかなと考えながら一方刈りです。

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  最後の一回分を残し、一旦はこれで止めようかと思っていたのですが。

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  グレンタンクの中の籾を一旦全部出し、コンバインを軽くしておいてから慎重に畔際を刈って行ったのですが、やはり水口付近は沈んでしまって無理でした。何度も前後進を繰り返し、ようやく脱出。トラクターで引っ張るかなと考えたほどで、危うく煮え込む所でした。

  元々この部分は水路から水が浸み込むのですが、ここ2年間はセリを作りたいという知人に貸してあって、その間は沼地状態。これはその後遺症みたいなものですね。

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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