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稲が出穂

  1日朝も薄曇り。カッと照りつけるよりは体は楽なので、「おてんとさんお手柔らかに」という感じ。しかし台風5号の進行方向も気になるし、葉色が落ち切らないのに幼穂は上がって来ているしで、田植えをした順に畦草を刈りながら、慎重に稲の姿を見てコシヒカリに穂肥を入れています。

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  2日は穂肥撒きと刈り払い機での草刈り。晴れ時々薄曇りで適当に風が有って、暑さが苦にならない草刈り日和でした。この田は6/22に植えたコシヒカリ。なかなか葉色が褪め無いので、少し遅らし気味に肥料を撒いています。幼穂はかなり上がっていますが下位節間は短いし、背丈や株張りはまずまずなので、多分倒伏の心配は少ないかと思っています。

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  最初に植えたコシヒカリは、台風10号の通過した7~8日に出穂を始めていたので、風に揉まれて穂が少し茶色くなって仕舞いました。これでは未熟米が増えそうです。

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  22日で庇修復の下拵えが終わったので、大工さんも一休み。我が家も久々に農家に戻りました。23日には一回りしてきましたが、コシヒカリはかなり頭を垂れてきました。稲を見ていると少し気になる部分もあり、倒伏しないよう手当を考えています。

  山田錦の穂肥が散布適期になっているので、朝一回りした序でに朝飯前に草刈り。しばらく行けて無かったので、酷い状況になっていました。これで何とか動噴で肥料撒きに入れます。

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  27日は素晴らしい青空。この前早朝からこんなに綺麗に晴れ上がったのは、何時やったかなあと思い出せないほど。夏とはいえ前線が下がっているために、北の高気圧に覆われて空気は既に秋の気配。かなり涼しくて驚いています。

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  左側は6月25日に植えた最後のコシヒカリですが、ようやく穂が傾いてきました。稲刈りは10月中旬になるかなあ。右側のお得意先の田は、住友化学の一発肥料「楽一20S」を使って貰っていますが、肥料の重なった所は棚引いていてなかなか良い出来ですね。

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  29日、中生稲の出穂が始まりました。普通なら水を張っておきたいのですが、水が浸みだして迷惑を掛けないよう、隣のコシヒカリの刈り取りが済むまでは排水して、水が溜まらない様にしています。まあ、どう見ても我が方の田から水が漏れているとは思えないのですが。

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 31日草刈りに行くと、今年からお預かりして作り始めた田で、秋の詩が穂を覗かせていました。さすがに大量に土を移動しただけに、田の水戸側半分の色が濃くて、ちょっと気にしています。

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庇の修理準備-3

  17日は夕方まで掛かって落ち葉混じりの表土を取り除いたのですが、朝見に行くとダップリと水が溜まっていました。これでは仕事にならないので、大工さんと相談して18日は作業中止。

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 19日は適当に雲があって、西北方向から吹いてくる風はかなり冷たく、再開した外仕事も楽でした。とはいえ、作業をしているのが家の北側なので、基本的に一日中日陰。逆に家の南側だったらと考えるとぞっとしますね。

  今日の現場は狭くて、バックホーが入れないので殆どが手作業だったのですが、樹の切り株だけはブロック塀越しに、ワイヤーを使ってフォークリフトで吊り上げ、そのままダンプに落とし込みました。大工さんと色々知恵を出し合いながら、試行錯誤もありましたがやっぱり機械力!使いこなせれば、当たり前ですが流石に凄いですね。

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  かなり大きな石が2個出てきたのですが、これはワイヤーではなくスリングベルトで吊ってダンプへ。一旦吊って、石の下にコンテナを入れて少し浮かせてベルトを掛け直し、改めて吊ってダンプへ。

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 3日から取り掛かった庇の修理の下準備が、21日お昼前にようやく終わりました。午後からクラッシャーを入れ、2台の一輪車で撒いて均したら見違えるように綺麗になりました。

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  取り掛かった時には、古い瓦などが余りにも色々積み上がっていて、全く先が見えない程だったのですが、大工さんが頑張って仕事をしてくれ、付き合っていたこっちはしんどかったのですが、やはり嬉しいですね。

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 我が家の方は庇修理のための下準備の先が見えたので、気になっていたお得意先へバックホーを積んで出掛けました。

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 ダンプで何台も土砂や屋根材を捨てさせて貰ったお得意先の畑は、湖周道路沿いにあるのでそのまま放置は出来ず、バックホーを持って行って整理してきました。序でに前々から頼まれていたクラッシャーもダンプで運んでおき、トラクターの駐車場をバックホーで大掃除して敷き詰めました。

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  その間に大工さんがブロック塀を2枚半分切り取って、昨日入れたクラッシャーも転圧。これで余計にスッキリしました。まだ大きな切り株が残っていますが、これくらいなら大して問題ないので、何かの時には駐車場に出来そうです。農機具でもトラックでも2台は悠々と入れますね。

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庇の修理準備-2

  大工さんが持って来てくれたバケットを我が家のリフトに取り付け、瓦の下地に敷いてあった杉皮や土を放り込んで、従兄から借りたダンプへ積み込み。

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  切り落とした樹の枝等も一緒にお得意先農家のご厚意で、減反で使う予定が無い畑に捨てさせて頂きました。ダンプで横付け出来て大助かり。

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  一日がかりで切り倒した雑木の切り株には、何か金属製のものが何か所か挟まっていて、大工さんがチェーンソーを傷めて仕舞いました。

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  16日お盆で大工さんが休みの間にと、チェーンソーとノミを使って何とか掘り出しました。どうやら私たちが子供の頃、自転車に載せて貰った時に座った、座席の前に付ける補助席の様です。

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  チェーンソーの刃を傷めないよう気を付けながら何カ所も切り下げ、刃先が欠けても惜しくない様に、ホームセンターで買った安物のノミで掘り出しました。

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  17日、大工さんが地際で株を切り離してくれました。まだ少し地表に残っていますが、これくらいだと作業に支障有りません。

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  バックホーが楽には入れるようになったので、落ち葉と土が混ざってブカブカだった表土を削除。ダンプで捨てに行っています。この後にはクラッシャーを入れる予定です。

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大峰山 参拝登山

  6日朝早くに大峰山へお参りする予定で、5日午後から甥っ子の車で洞川に来ています。例年通り現地集合ですが、私どもの他にあと二台の車で総勢では大人4人子供3人。

  宿は親代々お世話になっている洞川の「光緑園・西清」旅館。初めて来たのは中学2年生の時なので、60数年前かな。

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  毎年より1時間早く始動。4時に起きて5時半に登り始めたので、比較的涼しい7時過ぎに「お助け水」へ到着。右手の倒木は昨年は無かった様に思うのですが。

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  朝食は8時。何軒もの旅館の出店があるのですが、泊まった西清旅館の出店は開いていず、幸い陀羅尼助の「松清」さんの小屋が開いていたので、弁当を使わせて貰いました。

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  左上の補助役を長年やってきて、甥っ子や甥の子供たちに「鐘掛け」の行場修行をさせて来ましたが、数年前から高校時代に山岳部だった甥が代わってくれるようになりました。

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  「西の覗」では、甥っ子の三人の子ども達の内、ちょっと嫌がった一人には無理強いをせず、中三と中一の二人が行場修行。

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  10時20分過ぎに無事本堂へ到着。持参した純米酒「かじや村」をお供えし、護摩を焚いて頂いて一緒に般若心経を上げてお参りしました。

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  11時過ぎに本堂を出て下山開始。日差しは強かったものの時々雲がかかって、木陰も適当にあったのでそれ程暑くはなく、全員元気に宿へ戻りました。

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  昼食後は珍しく昼寝をすることもなく、陀羅尼助の「松谷清造本舗」へ立ち寄って、私は1年分の陀羅尼助を購入し、飲み物とおかきの接待を受けてしばらく休憩。京都へは7時半に戻りました。

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庇の修理準備-1

  50年前、私が家に帰った時には既にお得意先農家だったのですが、その息子さんが大工さんになっておられました。二月の大雪で折れた家の庇の修理を頼んでおいたら、同じような修理依頼が一杯あったらしく、何時でも良いよと言っていた事もあり、半年経ってようやく来てくれました。

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  まずは何時の間にか大きくなって、電線を越えて仕舞った家の裏の、名前も判らない樹を伐る必要があり、大工さんが樹に登って一日掛かりで枝を落としてくれました。

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   枝は殆ど手持ちの鋸で切り落とし、幹はチェーンソーを使って上から切って少しずつ落としてくれました。

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  最後はバックホーで吊り気味に支えてチェーンソーで切り倒し、道路へ引き倒して玉切り。フォークリフトで運んで駐車場で一時保管。枝葉はトラックに積んで十箱の藪へ。

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  雑木の処理が一段落したので、庇の瓦をフォークリフトのバケットで受けてからダンプに積み込み、大津市志賀町和邇にある産業廃棄物処分場へ。

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  庇の瓦の他に、父が積んで残しておいた古い瓦を、2頓ダンプで産業廃棄物処分場へ3台捨てに行ったので、合計4台。こっちは地面の上に並べてあったので、7段のブロック塀越にリフトのバケットに放り込んだのですが、20歳年下の大工さんに笑われないよう頑張ったら、結構な重労働でした。

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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