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毎日草刈り

  6月8日に植えたコシヒカリは、この写真を撮った7月15日で37日目。稲の姿から見ても、ぼちぼち調節肥を入れる適期かと水を入れ始めました。

  特に意識していたわけでは無いのですが、間断潅水をしていると結果的に中干状態になっていました。株の張りは上々で株元も開いていて、これなら安心して穂肥が入れられます。秋の収穫が期待できそうな予感。

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 我が家の玄関先の田は作付けをしなくなって2年目。それまで作っていた我が家でも、田を植えなくてもよいと言われると手が出せません。で、草刈りも道の傍だけ。

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  調子の出なかったウイングモアのキャブレターをオーバーホール。刈刃も交換して、今年からお預かりして作り始めた圃場の畔草を刈ってきました。しかし隣の田が長年減反でこんな状態なんで…。私の記憶では此処10年で、多分草を刈ったのは3年前に1回だけ。

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  上の圃場の南側には、10年余り前からお預かりしている田が2枚あります。こっちは畔の具合も分かっているので、安心して草刈り機で走れます。

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  これでスッキリしました。この写真に中に我が家の耕作地が6枚写っています。色の濃い圃場は全部そうなんですが、稲刈りが始まると我が家の圃場だけが残ります。

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  21日夕方刈った、酒米の玉栄を植えた田の横の農道ですが、水路を挟んで反対側の会社は毎年この通り。3年前に注意した時には刈ったのですが、その時だけ。6年前はこの雑草の根張が原因で、水路のブロックが倒れて全面改修を余儀なくされました。また文句言わんならんかなあ。..

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石抜機の修理

  草刈りも調節肥撒きも気になるのですが、籾摺りをしてお米をお送りしなければならない注文が溜まっていて、17日に摺り糠を捨てたのでこれでようやく…と思って籾摺りを始めたら、石抜機から米が出てこない…。

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  開けてみると、ファンを回すシャフトが折れていました。昨年安原エンジンサービスの賢君に直して貰ったのですが、同じ所がまたも破断していました。賢君の手が空くのを待って修理を依頼。

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  破断箇所を鉛筆の様に尖らせて、両方を挟んでおいて溶接。今回は少し厚めに肉盛りして貰いました。

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  溶接で出来たバリは旋盤で削って真ん丸に加工するのですが、組み込む部品は溶接部分の両側から入れるので、元の太さより少し厚めにしておいて貰いました。

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  これで大丈夫。 一旦は組み込んだのですが。

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  元々大きかった異音をこの際に解決しておこうと、モーターからの動力を受けるシャフトに付いているベアリング3個も、ついでに交換することにしました。

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  サイズの違う3個のベアリングは、閉店間際の伊藤嘉商店に買いに行ったのですが、合計で1、300円ほど。こういう部品は拍子抜けするほど安いですね。有難い。

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  それぞれ元の部品の中に組み込んで、これを本体に取り付けたら完了。と書くと、簡単そうに聞こえますが。

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  きわめてアナログな機械なので、こういう修理なら何とかなります。スイッチを入れるとびっくりする位静かになりました。もっと早くやっておくべきだったのですが、半日掛かりだったので。

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草刈り再開

  機械的には多少の問題は残っているものの、草刈り機は解体修理前に比べると、当たり前ですが格段に良くなっていてスムーズに動き、昨日の試運転ではプラスチックカバーは別にして、まずまずの合格点でした。

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  この田は田中祭の折に向かいのお宅が笠宿だったため、「長年百姓しているが、宵宮に草刈りしたのは初めてや」と言いながら、5月3日に草刈りをしたのですが。40日経ってこの通り。

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  7月13日、一番心配していた今年からお預かりした田の畔草刈りが、何とか終わってやれやれです。2枚を1枚に均したこの田は、下の写真でいえば手前の方が低かったのですが、畔塗りはしてあっても土を運んだので、相対的に畔は低くなって仕舞って水面ギリギリ。当然グチャグチャ。

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  ウイングモアで周回出来なかったら、刈り払い機で全面手刈りかと思っていたのですが、これで次回もウイングモアが使えることを確認。丁度終わった所へ地主さんのお婆さんが近くの畑に来られ、元々2枚だったこの田が1枚になったことに驚きながら、とても喜んで頂きました。

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  7月14日、暑いことは暑いのですが少し風もあってそれ程酷い事は無いので、圃場の畔草刈りと並行して、隣接する市道脇の歩道の草を刈っています。

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  歩道に溜まる土が無ければそれ程草は生えないと思うのですが、その原因を作っているのは泥だらけの作業機で往来する百姓以外には考えられない。しかしその原因を作った輩は草刈りなんか念頭に無いし、かと言って放置は出来ないし。毎年意地になってやってるんですが。

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草刈機を解体修理

  田植えが終わると畔草刈りに追われます。カバーにヒビワレが目立ってきたので、交換しようと部品を注文。実は昨年8月に頼んだら2ヶ月待ちでした。取り敢えずYESの賢君に溶接してもらって凌いだのですが。

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  今年は早めにと思って4月に注文。しかしやはり3ヶ月待たされ、ようやく先日部品が届きました。田植えが終わるのを待ってカバーや補助車輪を交換しています。

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  カバーは中間で折れるのですが、今年になってそのカバーを上下するロータリー引きワイヤーを、2度も切って仕舞いました。

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  原因はこれでした。心棒が錆び付いてカバーに固着していて、ディスクサンダーで切開して外したほど。

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  この際だから心棒も交換しました。次々と交換部品が増えます。

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  刈刃を取り付けるカップも、片方だけですが新品と交換。刈刃は取り敢えずそのままで。

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  どうにか組み上げて外へ出したら、もうその時点でプラスチックの軸カバーが壊れています。何で?草刈り機本体のカバーを交換しても壊れるということは、原因は別の所にありそうです。

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   苗代跡地をぐるっと回って、試し刈をしてきただけでプラスチックカバーがこの通り。もしかしたら内側の軸の方に、プラスチックを傷つける何かが有るかも知れません。

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  他の機能は大丈夫なようで、気になる圃場で特に目立つところの畔草を刈って来ました。

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苗代仕舞い

  6日から苗代仕舞いを始めました。事情を知らない方が、「これからこなす(代掻きする)んですか? 7月ですが!」と言われ、苦笑い。

  こんな風に超遅植え田植えをするようになったのは平成13年からなんで、今年で17年目。我が家の近所でも周辺の農家でも、今更ビックリされることは無いのですが。ま、最初の頃はみんなそうでしたね。

  「中干しが済んで、みんな穂肥をやっているのに」と驚いておられました。その方も1町5反歩程の農家だそうです。

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  まだ最後の7岸目の「秋の詩」の苗が6反分手付かずですが、これを植えてからでは時間的に厳しいので、あらかじめ7岸目以外の部分を起こしておきます。

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  もう植える予定の無い「コシヒカリ」や「滋賀羽二重糯」「玉栄」「山田錦」などの苗を軽トラに積んで、十箱の藪と水路の間の凹んだ部分に捨てて来ました。

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  苗代の中に作った畔はかなり固く締っているので、何度もドライブハローで起こして砕土しておきます。勿論、苗床の部分も起こすのですが、こっちは楽々。

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  何度も丁寧に起こしておくのですが、それでもなかなか十分には平均的に耕起するのは難しく、どうしても床はガタガタのままです。

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  7日は田植えが終わってから、苗代に残った苗をラックに上げ、代掻きを開始。毎年この作業には時間が掛かって仕舞うので、今年は前もって昨日から水を入れ始めたのですが、それでも特に畔にしていた部分にはなかなか水が回らず、早めに諦めて買い物に行って来ました。何日ぶりかなあ。

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  まあそれでも、田植えには十分なだけの仕事はしてあります。水が張れたら気にならなくなるでしょう。

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  畔を盛り越さ無い様に少な目に水を入れておいたのですが、一晩たって苗代跡地に水が一杯張れました。此処は耕土が浅く、少し深く起こすと拳より大きな石が幾らでも出てくるほど。非常に水捌けの良い田なので、明日の田植までこうやっておきます。

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  9日は10時から南市の惣社神社で祇園祭があり、お参りして写真撮影。帰ってから苗代仕舞いに田植えを始めたのですが、第2日曜で佐千夫がサバイバルゲーム。美代が手伝ってくれました。

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  苗代跡地は周回部分を残して真ん中部分をまず植え、苗を目一杯積んで下の田へ移動。こっちも周回部分以外を植えてから苗代跡地の周回部分を植えます。

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  最終的には下の田の周回部分を植えてから、農機具倉庫にしているシートハウスの前に田植え機を上げ、洗車してお終いです。

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 苗代仕舞いは昼過ぎに無事終了。結局1反半分くらいの苗が余りました。ま、この位は仕方ないかな。足りないよりはいいですね。

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  一晩経って水を張った状態で見ると、まだ所々で土が見える部分もありますが、まあこれ位植わっていたら大丈夫でしょう。 

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  下の田もこれ位水が張れたら、こっちもまあまあでしょうか。

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八反田の田植

  6月24日、ようやく雨が降って土に湿り気があり、砕土しても埃が立たなくなったので一回りしてみると、水路側の川からの浸水が大した事無くて、これなら今年は作業が楽に出来そうです。

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  ちょっと無理かなと思ったのはほんの少しのこの部分だけ。畔板と畔塗の二重の効果で、今年の秋はコンバインで周回して稲刈りが出来そうです。こんな事は小作を引き受けて以来初めて。

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  出来るだけ稲藁やレンゲの残渣を土の中に鋤き込んでおきたいので、パワーディスクで荒起こしした畝をディスクハローで砕土しています。

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 2日は午後から雨の予報。午前中に肥料を撒いて荒搔きを済ませたので、水の回るのを待って仕上げる予定だったのですが、午後は合羽を着ての作業になりました。

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  毎年手直しをしていますが、今年は水口部分に思い切って土を戻したので、かなり高くなりました。これで秋のコンバイン仕事は楽になるハズ。

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  4日、雨だけを降らせて台風3号は何事も無かったかの様に通り過ぎました。昨日から水戸の堰板を外してあったのですが、大雨の水がなかなか捌けず、昼前から無理やり植え始めたものの補助線が見にくくて、なかなか真っ直ぐには植わりませんでした。

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  中生品種の苗はこの圃場で使い切りたいので、搔き取り量を加減しながら最後は綱渡り。何とか植わったので、後は1反歩かそれ未満の田が5枚で、今年の田植はお終いです。苗代仕舞いの準備をしないと。

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住宅地の真ん中で

  ずっと雨が降らなかったので、パワーディスクで荒起こしして畝立てしてある圃場では、土が乾き切っていました。18日、試しにそっと外周を回ってみたら物凄い土埃で、即諦めました。

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 21日の雨で適当な湿り気を持ったので、24日には住宅地に囲まれた圃場で、ようやく埃を立てずに砕土出来ました。午後から一気に3枚で6反歩。

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  まあ、この状況の住宅地では、肥料を撒くのにも草を刈るのにも気を使います。部屋の中で子供が、耳を手で塞いでいたりするのです。

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  1日には2枚で3反歩。午前中に草を刈り肥料を撒いて、午後から代掻き。これが我が家の田植え準備の平均的なやり方なんですが、早朝の土砂降りにあって畔が軟らかく、畔草刈りだけは出来ませんでした。

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  途中水温計が振り切って慌てましたが、オーバーヒートの兆候は無かったので…? 単なるヒューズ切れでした。しかも続けて2度も。

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  夕方6時前には小雨が降って来ましたが、そのまま続行。此処は駅前から続く都市計画道路沿いで、圃場の反対側には中央ユニバーサル子ども園があり、とてもこのまま走って帰る訳にはいきません。例によって洗車し、歩道も丁寧に洗って帰りました。所要時間20分位かな。

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  台風3号の進路が変わって、かなり南の方を通りそうで直撃の心配は無くなったため、当初の予定通り代掻きから中二日で田植えをすることに。

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  2枚目の小さい方を植え終わる頃に少し降って来ましたが、幸いな事に大して濡れることもなく、無事終了。暑いより良かったかも知れません。

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  都市計画道路沿いで向かいには子供園もあり、我が家の作付地の中では一番目立つ場所なので、出来るだけ真っ直ぐに植えようと頑張ったのですが、苗の滑りが悪くて植え損ないもあり、しばらくは目を瞑らないと。

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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