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古い農機を処分

  オークションで落札したコンバインを富山から引き取って来たものの、古いコンバインが2台・田植機は3台残っているので、農業機械用のシートハウスに収容し切れなくなりました。

  ようやく雨が上がったので、古いヤンマーコンバインCA18、日の本トラクター E2804、ヤンマー田植機 RR550 を一旦外に出し、ライムソワーやドライブハローはフォークリフトで外へ移動。

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  田植機もコンバインもヤンマーに変わったので、昨年動かなくなったイセキ田植機も、10月に壊れたクボタコンバインも部品取りには使えず、この際やから思い切って1台ずつ処分する事にしました。残りは今度の新入りを入れて、ヤンマー田植機2台・ヤンマーコンバイン2台になります。

 以前従兄から貰って、昨年臨時に使った古いヤンマー田植機は万が一の時の予備ですが、ヤンマーコンバインCA18 は今年修理したので、糯米専用に使えるかと思っています。それでも来年この新入りを使ったらとても古いのには戻れず、大掃除をして糯米にも使うかも知れませんが。

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  新入りヤンマーが余りにも綺麗だったので、久し振りにクボタのコンバインを出してきたら、その違いに驚きました。何とか直してもう一度使おうと言う気持ちは、この時点で完全に失せました。

  流石に、交換して1反しか刈って無いコンバインの刈り刃だけは、事前に取り外しておきました。クボタの3条刈りですが、誰か使ってくれないかと希望者募集中です。

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  隣町の金属回収業者の所へトラックに載せて行ったのですが、アッと言う間もなく重機でグシャッと掴んで、山の様に積まれた瓦礫の上に載せられてお仕舞い。感傷に浸る暇も有りませんでした。

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  もっとも今度の新入りヤンマーコンバインが非常に綺麗だったので、全く未練は無いのですが。凹んだ所は鈑金が不完全なまま、スプレーで綺麗に塗装してありました。出来たら少し鈑金し直して再塗装しておこうかと、補修スプレーを取り寄せています。

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コンバイン引き取り

  20日のオークションで、 10/15 に壊れたクボタコンバイン SR21の代わりに、ヤンマーコンバイン Ee-85 を落札。得意先農家から積載車を借りて、富山まで引き取りに行って来ました。

  2日前には寒波の襲来で、11月としては東京では54年振りの雪になった程だったので、お天気だけを心配していましたが朝から素晴らしい小春日和でした。

  燃料を満タンにするだけでなく、古い車やからとわざわざ点検に出してから貸してくれた得意先農家の配慮のお陰で、北陸自動車道も順調に走行。7時に家を出て有磯海SAで昼食です。

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  メニューを見て、佐千夫は躊躇無く「海鮮丼」を選択。新鮮な魚介類が載っていましたが、味は普通。残念ながら味噌汁は水っぽくて。 まあ仕方有りませんね。

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  黒部インターを降りた所で出品者と合流。しばらく走って入善町の倉庫へ。コンバインの置き場がかなり離れていたので、離農された農家からの委託出品だったのかと思っていたのですが。

  何と離農者は当の本人で、コンバインの置き場は彼の実家の近くのガレージ。周囲に何枚か圃場が有るものの、親爺さんが引退されたので自分は後を継がないのだとか。

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  ネットの写真では良く分からなかったのですが、デバイダーの先の方など当然錆びているハズの所は全部、わざわざ部品をバラして丁寧に塗装し直してあり、クローラ内側には泥一つ付いていず、動輪や転輪は塗装までしてありました。今年は使われなかったとの事なので、オークション用に薄化粧されたのでは無く、毎年こんな風に手入れされていたかのようです。

  帰ってから倉庫の中で、コンバインの胴を開けて中を見ましたが、新車と間違うほど非常に綺麗に掃除されていて、藁ゴミ一つ残って無くて驚きました。

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  アワーメーターは203.7 h なので、それなりにあちこち凹んではいましたが全部塗装済み。余っ程の念者なんでしょうか。私も頑張って、丁寧に使わせて貰おうと思っています。

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  途中のSAでロープの緩みを確認。持参した2本のロープと荷締め機2個でガチガチに括ってあり、刈り取り部の下にはパレットを入れクローラが滑らないようにしてあったので、全く問題なし。

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  現地を1時半に出て途中で何度か休憩しながら帰ってきて、コンバインを降ろして全部仕舞ったら8時。小雨が降り出して来ました。走行距離540km 。13時間掛かっての引き取りでした。

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米の出荷と検査

  16日、ようやく晴れが戻ったので、昨日に続いて酒米の「玉栄」を籾摺り。今日は何時も通り半アウトドアです。我が家は作業場が狭いので、まず全部の機械類を外に出さないと。

 その後、フレコンを特製の穴あきパレットに載せて、シューターで乾燥機に張り込み。籾摺り機などの機械類を戻して籾摺りです。「秋の詩」「玉栄」の籾摺りが済んだので、シートハウスの中が大分空いて来ました。これでトラックも軽トラもスッポリ中に入れられます。

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  年度など部分的に手書きをしていたのですが、美代が数字の印判を持っていると言うので借り受け、その他の新しい品種もスタンプを作って、今年から手書きが無くなりました。

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 我が家の籾摺り(この辺りでは、「臼摺り」と言います)は、3反分位摺ると籾殻(同じく、「摺り糠」です)がワゴン一杯になります。これを捨てないと次の加工米の秋の詩が摺れないので、朝からトラクターで入れるかどうか見に行って、足で踏んで確かめた上で摺り糠を撒きに入ったのですが‥。

  7日、真ん中辺りの硬い所で旋回してバックで水口付近まで行き、排水対策に摺り糠を撒いておこうと思ったのですが、思いの外軟らかくて見事に煮え込んで仕舞いました。

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 15日、小雨が断続的に降っていたのですが、、雲間から薄日が差してきたので摺り糠を撒きに行ってきました。この十箱の田は周辺部以外は水捌けが良くて固いので、作業には問題無し。

 独り百姓なのでトラクターは無人運転。副変速も変速も1速に入れておいて無人で走らせ、ワゴンの後ろで摺り糠撒きの作業をします。ちゃんとトラクターはカーブするんですよ。

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  農協の担当者から、加工米を出荷して貰えないかと電話。酒米の「玉栄」と「山田錦」の籾摺りが済んだら検査を受けに行くから、その時加工米の「秋の詩」も一緒に出荷すれば良いかと思っていたので、籾摺りが済んでからずっと、何時でも出られるようにトラックに積んであったのですが。

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  倉庫の奥に仕舞っているリフトを出すのに、トラックに荷を積んだまま出入りしていたためか、何となく傾いている様なので念のため、ロープ掛けして出掛けました。多分大丈夫だったかとは思うものの、万が一何か有ったら目も当てられません。実際走っていると車体は結構揺れるので。

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 「秋の詩」を17日に出荷。我が家では今年初めて作ったのですが、滋賀県が平成10年に育成した品種で、昨年穀物検定協会では特A評価でした。食べてみたら思いの外美味しかったので、加工米として出荷するにはちょっと勿体ない?残った分は業者に売るかと思っていたのですが、しばらく残す予定。

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  21日、酒米の検査に行って来ました。山田錦はフレコン1袋が籾のままなのですが、取り敢えず準備が出来ている山田錦56袋・玉栄57袋を、トラックに積んで農協の検査場へ2往復。

 帰ってから籾を乾燥機に張り込んでおいて、午後は天気を気にしながらでしたが、何とか残りの山田錦14袋を籾摺り。山田錦は合計で70袋になり、等級は残念ながら2等でしたが、収量は最高記録更新です。この山田錦は来春には、マキノ町海津の吉田酒造で純米酒「かじや村」になります。

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京都で同級会

  府立大学を卒業して今年で丁度50年。京都で1年半振りに同級会を開催したのですが、これまでは昼飯を食って解散だったのに、初めて1泊しました。集まった顔触れは毎回殆ど一緒。

  同級会は2日とも素晴らしい秋晴れでした。府大農芸化学科の定員は30名で、在籍したのは27名。卒業時には26名いたのが既に8名亡くなっていて、現在連絡がつく16名のうち関西在住が12名。従って毎回この位の顔触れで集まっているのですが、泊まりでの同級会は初めて。

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  祇園甲部の御茶屋さんんから、芸子さん・舞妓さんを手配してくれた同級生は別の席で、今度同級会するが来てくれる?と声を掛けておいたら、本当にそうなって断れ無かったと言ってました。

  当然幹事も宿舎も何も知らなかったので、此処は普通の大広間。従って我々の後ろの方には、他のお客さんも大勢居られた訳で、皆さんとても羨ましそうでした。

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  みんなにけしかけられての2ショットですが、どうもこういうのは苦手ですね。しかも私はギリギリまで家で仕事をしてから出掛けたので、浴衣にも着替えていなくて‥。

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  同級会には折角カメラを持って行ったのに、メモリーカードを入れて無くて写真が撮れず。スマホで撮ったのですが画質が悪くて何となく消化不良気味。

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  宴会が終わる頃、大広間の別のお客さんで女の子連れの方を見付けたお姉さん達が、一緒に写真を撮ろうと大騒ぎ。女の子もお母さんもお祖父さんも、ニコニコと大喜びでした。京都旅行のいい思い出になったら良いのですが、何処から来られていたのでしょうね。

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  泊まったのは鴨川の西側にある「くに荘」ですが、香淳皇后が幼少期の一時期をお過ごしになられたという、久邇宮邸の面影を残す宮邸跡地に建てられた、感じの良い宿でした。

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  今日はたまたま府大で学園祭をしているというので、5人の仲間と見に行って来ました。建物が半分以上建て替わっていて、母校という感じは残っているものの別世界の気分。

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  学生の頃の研究室は既に取り壊されて、農芸化学科という名称さえも生命環境学科?とかに変わっていました。既に退職している教授だった同級生の名前が残っていて、不思議な気分。

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  全く新しい「稲森記念会館?」とやらも出来ていて、この中に素晴らしく綺麗な食堂があってビックリ。コーヒーを注文しながら50年前の学食は酷かったと話したら、若い従業員は大笑い。

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  バスケットの模擬店にも寄ってみましたが、しばらくOB会に行ってないので知らない部員ばかり。卒業生なんやがとそっと言ってみましたが、クラブのOBとは認識して貰えなかった様です。

  OB会長をしていた時期もあるのですが、何年前の事か思い出せないほど。全ての役職から身を引いたのでさえ9年前なんで、もう無理ですね。

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プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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