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帰ってきた猛暑

  月末に掛けて台風15/14号が沖縄から朝鮮半島へ上陸し、お陰で少し曇り空にはなりましたが返って蒸し暑くなりました。ここへ来て少しは秋めいてきましたが猛暑復活です。

  26日から2人の子供を連れて佐紀子が帰って来ました。お盆に帰れなかったのは裕大の宿題提出日が24日だったからとか。裕大もゆうなも共に元気で、まだ1歳半なのに手をついて前方転回するゆうなにはびっくり。上下の歯もかなり生えていて、もう大抵のものは食べられるようです。

田植機に乗って先輩顔の裕大

  今年から作り始めた幼馴染みの田はほぼ出穂が完了し、稲穂は部分的に傾いて来ました。幸いヒエが出ないので喜んでいたら、今になってクサネムが一杯出てきてびっくりしています。普通に作っていればクサネムは殆ど見掛けず、たまに有ってもコンバインを止めて引き抜く程度で済むのですが、これだけ生えてくると種が米に混ざる可能性もあり、頭が痛いですね。周りだけは草刈機で刈ったのですが、田の中はまだ水も入れているのでお手上げです。

クサネムが一杯出てきてびっくりです

  我が家の田で、まだ穂が出ていないのは「山田錦」と「にこまる」だけになりました。どちらも稲刈りは10月末になる品種なので、穂肥の入れ方にも細心の注意を払っています。取り分け昨年初めて作った「にこまる」は、どんな出来方になるのか皆目検討がつかず、穂肥を入れ損なって余り収量が上がらなかったので、今年こそはと慎重に稲の姿を見極めています。

十箱の田に植えた「にこまる」も今年で2年目

これは異様気象?

  市内北部の早場米地帯では、既にハナエチゼンの収穫が始まっています。然しこの異様な暑さの中でのコンバイン作業なんて、超遅植え田植えの我が家ではちょっと考えられないのですが。
  風の盆旅行で2日間家を留守にした間に、環境こだわり農産物生産圃場では稲穂が傾き始めました。周辺の田のコシヒカリは既に色付き始めています。何かせわしいですね。

1月半遅れで植えたのに、かなり追い付きました

  我が家でも最初に植えた玄関先の田では、コシヒカリが色付いて来ました。この田は作土も浅く砂利混じりの田で、非常に水保ちが悪いので心配していましたが、やはりヒエが出てきました。

日に日に稲穂が黄金色に変化してゆきます

  最後に植えた苗代跡地の「七夕米」も稲穂が出て、あと1~2日もすれば出穂を終えそうです。昨年と比べるとかなり背丈が低いので、今年は倒さずに済むやろうと安心しています。

一番目立つ田なので此処は倒したくないですね

風の盆 旅行

  昨年もバスケOB仲間との旅行に富山の八尾へ出掛けましたが11月。八尾の町の雰囲気がとても良かったので今度は是非とも風の盆の時期にと、夏の盛りの23/24日に行って来ました。

  砺波で高速を下り昼食の後、あちこち寄り道しながら八尾へ向かう道中で、他の地方ではちょっと見られない砺波平野の散居村を俯瞰したのですが、圧巻でした。

この風景はちょっと類を見ないですね

  本来の風の盆は9月1~3日に行われるのですが、何しろ25万人の人出でごった返すとか。派米農業研修の後輩・地元の杉本君の勧めで、観光会館で行われる前夜祭を見に行きました。

  昨年も観光会館でビデオを見たのですが、普通の盆踊りと違って何種類も踊りがあり、しかも男と女では振り付けが違って非常に複雑な動き。今回はその何種類もの踊りを部分部分に分け、繰り返しての丁寧な解説にあわせて観光客も振り付けを習い、その後に舞台で踊りを見せていただきました。お陰で風の盆の踊りがどんな踊りなのか、ようやく分かってきました。おぼろげながら。

カメラは手持ちでフラッシュ無し撮影ではこれが限度

  24日は八尾から山道を利賀村へ抜け西勝寺を拝観し、蕎麦屋さんで昼食。再び山道を通って井波へ抜け、瑞泉寺や井波彫刻総合会館を見学。夜10時前に無事帰着しました。

お隣の蕎麦屋さんがお目当てでしたが休業日でした

農道の草刈り

  何処の田に隣接する農道も、軽トラで側まで行ける様になっている所が多いのですが、幹線と支線によって自ずと通行量が違っていて、草の生え方にはかなり差が出来ます。

  ご夫婦や仲間で散歩される方が増えましたが、特に犬を連れての散歩には支線の方が適しているのか、農道を毎日歩かれる方も多く、そうなると歩きやすい様に草刈りが欠かせません。

  土地改良区が水路を改修してくれたこの農道沿いには、3枚で4反歩の我が家の田があり、念願かなってトラックも走れる様になったので、頑張って草刈りをしています。

総延長200m位あるかなあ

  旧来の農道でも他集落にあると、隣接して我が家の田があるのに道普請には声を掛けて貰えない所があり、申し訳無いので我が家の田の前後を全部草刈りします。

畦は数日前に刈ったばかりなのにもう草が…

  自分の家の田に隣接する農道の草だけを刈る農家が多いのですが、我が家では町道から軽トラで入って来て抜けるまでの農道は、「ついでじゃ」とばかりに年に何回も刈っています。

こっちは減反の5畝ほどの田があるだけなんですが

琵琶湖は大きい

  南市の本町通り商店街の「びわこ島めぐりツアー」に参加しました。我が家は商工会には加盟していますが、普通の商店とはちょっと形態が違うため、商店街には入っていません。

  ところが先日、南市夏まつりの折りに、焼きそばを作っていた安原エンジンサービスの賢君が、カメラマンとして来ませんかと誘ってくれたので、喜んで一緒させて貰ったものです。

北舟木の漁港から乗船し守山のマリーナへ

  同行の7人は南市商店街の経営者ばかり。当たり前ですが全員顔見知りなので会話もはずみ、北船木の漁港から守山までのボートでの島めぐりツアーを、大いに楽しみました。

  「沖の白石」は船木三ッ石とも呼ばれるように、安曇川町の舟木地区に所属しています。大きな岩が1個と小さな岩が3個あり、この付近の琵琶湖は水深80mといわれています。

「沖の白石」は湖面に突き出した岩礁です

  先日の大雨の影響など全く感じられないほど琵琶湖は広く静かで、特に北湖は予想していたより遙かに水が綺麗。南湖に近づくとヨットが北上するところに出会いました。
 
琵琶湖の南の方で出会ったヨットの群れ

減反の田の草刈り

  穂肥撒きと草刈りが一巡し少し余裕が出来たので、昨日から6ヶ所ある我が家の減反の田を順に起こしています。南市区の場合減反割合は約32%強なのですが、今年から預かった幼馴染みの田は3ヶ所にあり、合計すると面積は5反ほど。その内の1ヶ所、上下2枚で1反歩ほどは水が入りにくい事もあり、前の耕作者も減反していて長い間稲は植わっていなかったようです。

  春先に一度草を刈っておくからと言われていたのですが、その口約束は果たされないまま我が家で耕作を引き継ぎました。5月に一度トラクターで起こしたのですが、元の木阿弥。一面に生えているクサネムはまだ花が済んだばかりだったので、種が載る前に起こせて助かりました。

この時期にこれだけ水が溜まっているとは…

  トラクターで起こしていると蝶々・バッタ・イナゴ・カメムシ・…と、あらゆる虫が飛び出して来ます。この状態ではこれまで、さぞかし周囲の田畑にご迷惑を掛けた事やろうと思われます。

何と畦の外側にちゃんと水路が走っているのを発見

  5月に初めて起こした時には気づかず、中畦も一緒に耕起してしまったので1枚の田に見えますが、5日前に畦草だけは刈っておいたのに、何処が畦なのか分からなかったほどの雑草。何年も畦を塗って無いから畦そのものが痩せて低くなっていて、来年は最初からやり直しをしないと。

秋になればもっと綺麗に起こし直したいと思っています

コシが次々と出穂

  お盆の13・14日には土砂降りになり、近くでは大津から宇治に掛けて大きな被害をもたらしましたが、幸いこの辺りは短時間の降雨で済み大きな被害は出ませんでした。昨年は15日から23日までずっと夕立が続いたので、気圧配置から見て今年も危ないと思っていましたが、15日の午後から天気が回復し猛暑が戻って来ました。

  それでも我が家の「環境こだわり農産物生産圃場」の隣の田では、穂が傾き掛けた所へ激しい雨が降ったので、中央部で倒伏し凹んだ田が有りました。この田は毎年全部の籾殻を積み上げてこの辺りで燃やされますので、その影響もあるかと思うのですが、今からこれでは大変ですね。

この時期にこれだけ倒伏すると苦しいですね

  自前の苗で最初に植えたコシヒカリが出穂しました。6月12日に植えたので約65日目です。昨年は田植機の施肥機が故障して、最初の施肥設計通りに作れなかったので少し倒伏させて仕舞いました。今年はその反省も踏まえて慎重に肥料も入れていますので、今の所生育は順調です。

16日で出穂したと見て良さそうです

  7月7日に植えた最後のコシヒカリは、「七夕米」とでも名付けようかと思っていますが、こちらも順調に大きくなって来ました。1週間もすれば走り穂が見られそうです。

苗代跡地の「七夕米」です

南市区の夏祭り

  予報では何時降ってもおかしくない天気でしたが、風があって助かったものの朝から猛暑。12時半過ぎまで草刈りをしていたので、午後はしばらく昼寝をして休憩していました。

  夕方から南市区の夏祭りに出掛けて来ました。本来は私も1時からの準備に参加しないといけないのですが、後で参加者や役員を見渡してみると、どうも私が顔ぶれの中では最年長。後片付けだけは最後まで手伝ったので、許して貰えるかな…と勝手に思っています。

  南市区自警団の担当は例年通り「焼きそば」でしたが、これも例年通り私は焼きそば作りを手伝うよりも、南市区ホームページ用の写真を撮る、カメラマンに専念していました。

焼きそばは南市自警団が担当

  昨年から夏祭りに関わってくれている「遊人会」の若者達のお陰で、「紙芝居」や「スイカ割り」が新たに加わって、南市にこれだけ子供達が居たのかなと言うほどの賑わいでした。

紙芝居は初めての試みでしたが大人気

子供の力ではスイカ割りはなかなか難しいですね

コシヒカリが穂揃い

  昨日の大峰山参拝登山で、一日中雨に降られたのがウソみたいな猛暑の中、玄関先のコシヒカリの穂がほぼ出揃いました。当初の予想通り、5日に出穂したと見て間違いないようです。

  少し背丈は長い様に見えるので、倒伏させない様な手当を考えながら、登熟期を迎えたいと思っています。これだと稲刈りはやはり来月10日頃。さぞかし暑い事でしょうね。 

田植えから此処までは順調に育っています

大峰山に参拝

  毎年少しずつ落ちる体力との勝負と言う意味で、私の夏の最大の行事?は大峰山参拝登山。今年も2人の甥と姪の婿、それにその子供達3人と言う顔ぶれでお詣りしてきました。

  昨日昼過ぎに家を出た時は、相変わらずの猛暑・酷暑。電車で京都まで行って甥の車で洞川に向かったのですが、奈良に入ると黒い雲が見え隠れし、とうとう小雨まで降り出して来ました。

  それでも親代々?の定宿で、私も昭和30年以来お世話になっている「光綠園・西清旅館」に着いた時には、まさか今朝からずっと一日中雨になろうとは、夢にも思っていませんでした。

今年の夏は奈良では殊の外雨が多かったそうです

  家を出る折りに、100%雨の心配は無いが「万が一…」と持参した上着が役に立ち、早朝5時に宿を出てお山に向かう時、「念のために」とお借りした宿の傘は、最後まで差し続けました。

ずっとこんな格好で歩いたのは初めて

  本堂では持参した純米酒「かじや村」をお供えし、護摩を焚いて頂いて般若心経を3巻上げ、雨に濡れた山道に足を取られながらも全員無事に、1時半に下山しました。

もう本堂は目の前です

猛暑に出穂

  朝靄も無く早朝から強烈な陽射しがあり山が非常にスッキリと見えて、今日も暑くなりそうと覚悟を決めないと、草刈りや肥料撒きの仕事に出る気力が失せてしまいます。

朝7時で、もう陽射しは強烈です

  平年より4~5日遅れていましたが、周辺の田ではようやくコシヒカリの穂揃い期を迎え、昨日夕方肥料の配達に出た時には、山間の朽木地区の入り口でこんな風でした。

何処の田の畦も見事に草が刈られています

  月末に穂が出始めた玄関先の田のコシヒカリも、順調に出穂しています。これなら最初の予想通り明日か明後日には穂揃いになりそう。登熟に35日掛かるとして、稲刈りは9月10日頃?

大きな穂が出始めました
プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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