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山田錦も順調

  6月末に山田錦を植えた田は、春先には一面にレンゲが咲き乱れていたので、全部鋤き込んだら有機物が腐敗して、ガスが湧いて根を傷めるのでは心配していましたが、元肥と一緒に鋤き込んだ酸素発生剤の効果も有ったのか、今年は鴨の食害も無く極めて順調に生育しています。

  このままいけば9月上旬に出穂し10月下旬には稲刈り。乾燥調整が済めば米穀検査を受け、マキノ町海津の吉田酒造に納めると、来年2月には醸造されて純米酒「かじや村」になります。

田植え後1ヶ月になった、酒米の山田錦

コシが出穂

  周辺の田で、5月連休田植えのコシヒカリがいっせいに出穂を始めました。5月6月は曇りの日が多く比較的低温気味で、日照不足から少し生育が遅れていたのですが、例年になく早い梅雨明けとその後の猛暑で生育が早まり、隣の家の田では既に穂揃い期を迎えています。

  我が家では、最初に植えたコシヒカリがぼちぼち幼穂形成期かなと思っています。早ければ来月10日過ぎには、走り穂が見られるかと楽しみにしているのですが。

  この田はもう少し先になります。草刈を終えたところで、少し肥料が足りなかったかな?ここは我慢のしどころかな?と悩んでいます。

連休田植えのコシヒカリが出穂

畑の棚田

  昨日、我が家の圃場を見たいと後輩が訪ねて来てくれたので、市内のあちこちを案内しました。

  もちろん最初は我が家の山田錦やコシヒカリを見てもらったのですが、その後山手へ走り畑の棚田を見に行きました。

  2年前に行ったのは5月末。この時期の棚田は、また違った顔を見せます。

日本棚田100選・市内・高島畑地区の棚田

直木賞を受賞

  池井戸潤さんが「下町ロケット」で、直木賞を受賞されました。テレビのニュースで、あれっ、池井戸さんってこんな顔だったかな?って思ったほど長く会って無いし、第一お会いしたのは1度だけ。

  派米農業研修後輩の横田千洋君の結婚披露宴で、花嫁の従兄という立場で出席されていた池井戸さんと同席。お互い時間がたっぷりあったので色々お話をしていましたが、披露宴の司会者の方が「池井戸さんは江戸川乱歩賞を受賞された推理作家」と紹介され、何人かサインを貰いに来られました。

 家内の美代が推理小説のファンなので私もサインを頂き、秋になって新米を送ると新刊の推理小説がサイン入りで届くようになって、10年余りになります。

毎年送って頂くのですが、昨年は受賞作でした

外吊り断熱の家

  例年になく異常に早い5月末の梅雨入りと7月8日の梅雨明けで、今年の夏は猛暑の期間が長いと予想されます。我が家は回りに家が無くて殆ど一軒家状態。お陰で階下の玄関先からは東風が入って来て、居間で昼寝出来る程涼しいのですが、猛暑の日差しはまともに直射しますので、二階の部屋は夜などとても入れない程になります。

  対策に数年前から葭簀を吊しています。数年使うと風雨に曝されて裾の方が傷みますので、修理して内側に掛けて二重に吊しているのですが、窓だけでなく壁も屋根瓦も覆う様にすると、部屋は薄暗くなりますが温度はグンと下がります。

  奥の母屋は築100年を越え、葭簀を吊っている小屋も築50数年。断熱材など何も入って無いので外張り断熱の家などの真似は出来ませんが、我が家は外吊り断熱で猛暑対策をしています。

ヨシズで外吊り断熱の家

田植えから一ヶ月

  我が家で作った苗で、本格的に田植えを始めたのが6月10日。昨日で一ヶ月が経ちました。得意先農家から残った苗を貰って、写真左側の「にこまる」を植えたのが6月7日。

  写真右側の苗代跡地に「コシヒカリ」を植えたのは7月2日。わずか25日でこんなに差がつくほど生長するとは信じがたい程ですが、我が家の稲の生育振りは毎年こんな風なのです。

左は「にこまる」、右は「コシヒカリ」です。

銀桂会総会開催

  2日の土曜日、府大スキー部OB会・銀桂会の総会を、京都の河原町四条にあるミュンヘンで開催しました。開催案内には、わずか4人しか居なかったスキー部に、新入部員が14人も入ったと書いてあって、正直言って半信半疑でした。

  事情を聞くと、新キャプテンが同級生に声を掛けた結果、大挙して入部してくれたとのこと。従って新入部員とはいえ殆どが2回生でしたが、全くスキーは初めてという者から、中には中学時代に全国中学の大会に、京都代表として2度も参加している経験者もいて、これだけ人数が居れば絶対にいいクラブになるだろうと、楽しみにしています。

  今回初めて参加してくれたOGもいて、楽しい総会になりました。集合写真を撮りたかったのですが、実は会場になったこの部屋は細長く、ちょっとこの人数では無理なのです。

  銀桂会のホームページの方には、現役部員を中心に個別の写真を載せています。総会に参加されなかった先輩はこの写真を見て、久しぶりに来られたOB・OGが誰か分かって貰えるでしょうか。

スキー部OB会・銀桂会の総会を開きました

苗代地の田植え

  1日の夕方苗代跡地を代掻きし、一晩置いただけで2日の昼前に田植えをしました。苗代跡地の田植えは毎年そうですが、田面の高低差が気になっていながらなかなか直せない上に、泥はトロトロでしかも床土はガタガタ。

  道路際なので出来るだけ真っ直ぐに植えたいのですが、結構難しいのです。苗が残ったら、麦跡に植えた田が調子良くないので植え替えたいと言う農家があり、先日の71枚に続いて残った20枚も貰って頂きました。

  お陰でせっかく作った苗を無駄に捨てる事も無く、佐千夫は苗も喜んでいるやろうと言っています。実は捨てに行く手間も省けて大助かりなのです。

苗代跡地にコシヒカリを植えて、今年の田植えはお終いです。 

苗代仕舞い

  ようやく家の回りの田にコシヒカリを植え終わったので、苗代仕舞いを始めました。70枚残っている苗を全部苗ラックにあげて一時保管し、苗床と中畦をトラクターで崩してから培養資材を散布。

  水を入れ肥料を撒いて代掻きをしたら既に夕方でした。一晩置いて泥が落ち着くのを待って、上手くいけば明日田植えが出来るかと思います。

玄関先にある隣家の田を植えて苗代仕舞い
プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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