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サクラ咲き始め

 大阪キリスト教短期大学で教鞭をとる、派米農業研修後輩の井上央教授から、アメリカやタイなどの農家と交流する事で、国際交流するコースを作りたいと相談があり、日本国内でも農業体験が出来る様に協力しようと、大阪まで出掛けて色々と話し合って来ました。井上教授は昭和52年度米国派遣の農業研修生。渡航前の事前研修で講習を担当したので親しいのですが、30数年ぶりに再会し大学を案内して貰いました。大学の校門脇のサクラはすでにほころび始めていました。
大阪キリスト教大学の大講堂
 

スキーの仲間

 田中先生は冬の間、沼津の息子さんの所に行っておられましたが、先日の東日本大震災に続いて起きた静岡の直下型地震で、予定より1月早いがと急遽山小屋に帰って来られました。早速先生が主宰されていたヤングマンスキークラブのスキー仲間に連絡。3人が昼飯の準備を整えて来てくれました。田中先生は勿論来てくれた3人も、何度も京都府代表選手として国体に出場しているスキー仲間。田中先生は総監督や団長として、私も総務や監督として何度も一緒に参加していますので、ごく親しいのです。3人とも学校の教師でしたがいずれもすでに退職し、比較的時間に余裕があるのですぐに来てくれたですが、こういう心遣いは嬉しいですね。
奥比良山荘に来てくれた3人と

ゆうな誕生

 1日の夜、長女の佐紀子達に待望の二人目が生まれました。今度は女の子で名前は「ゆうな」。これで裕大はお兄ちゃんになったわけです。裕大の時は安曇川へ帰って来ての出産でしたが、難産で15時間余りも苦しみました。今回は2人目で本人も気持ちの上で余裕があり、ゆっくりし過ぎてもう少しのんびりしていたら、車の中で生まれたと言われたとか。
 明くる日、お見舞いを兼ねて安城まで美代と出掛けましたが、佐紀子は裕大達と病院の廊下で待っていてくれ、驚くほど元気。ゆうなの方も標準より少し小さかったものの、とても元気な子供でした。美代は佐紀子が落ち着くまで、安城の家に泊まって世話をするので私だけが帰り、21日に迎えに行って来ました。余り泣くこともなく一日の殆どを寝ていて、全く手の掛からない子供だとの事です。お祭りには無理でもお盆の頃には、四人揃って帰って来られるかと楽しみにしています。
二人目の孫「ゆうな」
 

東日本大地震

 一夜明けて、津波被害の惨状がテレビ画面に映し出されるにつれて、船も自動車も家でさえも押し流し、何もかも押し潰してしまう津波の凄さに、言葉を失った。10mの高さの防潮堤を軽々と乗り越え、所によってはビルの3階・4階までも呑み込んだと聞けば、自然の持つ巨大な力の前に何と人間の無力な事かと、鬱ぎ込んでしまう。狭い日本で、暮らしやすい平地に住まいすることが許されないのなら、取り分け農業の様な職業は成り立たなくなる。
 非情にも被災地に、冬の嵐が戻って来た。まもなく彼岸というこの時期に、我が家でも真冬の様な雪景色になったのだから、暖房も無く十分な食事も無い北国の避難所での暮らしが、どれだけ人々を痛めつける事か想像もつかない。家も財産も農地も農機具も何もかも失って、中には大切な家族さえも亡くして、果たして生活の再建はなるのだろうか。
 かつて太平洋戦争の終戦後、戦災孤児と言われる私と同世代の子供が大勢いた。被災難民・被災孤児・津波難民・津波孤児…、こんな言葉が頭の中を駆けめぐる。40数年前、派米農業研修で滞在した米国には、見習うべきいくつかの風習があった。一つは寄付文化。教会でもスポーツイベントでも、必ず少しずつ寄付をするように、行事が終われば例えば帽子が回されて来た。
 もう一つは養子制度。私が大学での学科研修の3ヶ月間、ホームステイさせて頂いたDr.Nの家には、息子の他に2人の養女が一緒に生活していた。日本では、子供がいなければともかく、実子がいるのに養子を迎えるのは、寡聞にして聞いたことがない。
 異論があるのを承知で敢えて書こう。もし何処にも行く当ての無い子供がいれば、子育ての終わった夫婦が引き取って、もう一度子育てをしてはどうだろう。
かじや村は冬景色に戻りました

市民スキー大会

  この時期には珍しい、新雪に覆われた箱館山スキー場で、高島市民スキー競技会を開催しました。前日の11日に東北南部太平洋沖地震があり、ゲレンデに登るゴンドラの中でも顔見知りの選手から、「地震が理由で、スキー大会中止は考えなかったのですか?」と問われたほど。
  野球やサッカーの試合が中止になった事は後で知りましたが、未曾有の大災害に大会の間中、役員仲間の会話は地震の話ばかりでした。高島市内では朽木中学校の体育館竣工式があり、他にも音楽祭等が重なって中学生の参加が少なくなりましたが、80名を越える選手達が元気いっぱいの滑りを見せてくれました。 HP:高島市スキー協会-第6回高島市民スキー競技会第6回 高島市民スキー大会を開催しました。

今日は609m

 国際農友会と(社)国際農業者交流協会の総会に出席するため、9・10の両日東京へ行ってきました。家の方では大荒れの天気で、20㎝あまりも雪が降ったと電話があったのに、東京は風は少し冷たかったものの素晴らしい天気。総会が終わってから、自分もまだ見に行ってないという学生時代の友人の案内で、東京スカイツリーを見に行ってきました。3月末には完工の予定とか。工事中の写真は今しか撮れないわけで、今日は609mでした。あと25mで完成です。
 押上駅で電車を降りて見上げても、ちょっと高さの実感がわきませんでした。「工事に使っているクレーンは、スカイツリーが完成したらどうやって地上に降ろすの?」という子供さんの質問に、戸惑っておられた親子がおられ、クレーンを分解して別の小さなクレーンで地上に降ろし、その小さなクレーンはエレベーターで下ろすと思うがと説明しましたが、間違っていないでしょうね。
 スカイツリーの周りをぐるっと一周し、所々で写真を撮ったのですが、かなり大勢のカメラマンで賑わっていました。休日なら大変な人出になるのでしょう。当然ながらとんでもない細長い写真になりますので、上手くこのスペースに収まるかどうかという所です。 HP:身辺雑話-東京スカイツリー工事中の東京スカイツリーは、10日現在609m
プロフィール

 平井 貞夫

Author: 平井 貞夫
 かじや村は鍛冶屋村。私の住む戸数10戸の小字名。
「かじや村便り」は平井農産のホームページに載せていましたが、平成22年5月号からブログへ移行しました。
 青文字の部分をクリックして頂けば、関連するブログやホームページへ移動します。
 
 滋賀県高島市安曇川町田中  平井肥料店/平井農産

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